試験監督バイトは本当に楽?メリット・デメリットとは?

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大学生の皆さん、アルバイトしてますか?

ネットで「アルバイト 楽」で検索すると出てくるバイトのひとつ、試験監督。模試や検定の会場で紙配って部屋ぐるぐるして、紙を回収するあれです。

模試や検定を受けていれば、なんとなく何をするかわかりますが、試験の前後の仕事までは流石に見ることができません。

受験者が来る前、帰った後は何をしているのか? 試験監督アルバイトのメリット・デメリットは? 楽って聞くけど、本当に楽なの!?

今回はそんな試験監督アルバイトについて、私の経験をもとに書いていきます!

 
 

試験監督の1日

試験監督アルバイトはどのような流れで行うのか?

1日の流れを追っていきたいと思います! 私の経験に基づいた情報なので、皆さんが働く場合は少し違う部分もあるかもしれません。

 

開場1時間半〜2時間前

試験監督は受験者が来る前に会場の準備を行うので早めに集まります。

ミーティングで一日の流れなどを確認したあと、社員さんやリーダーの指示に従い、試験を行う教室やホールのセッティングをします。

教室では座席に番号シールを貼ったり、黒板やホワイトボードに座席表や時間割を書いたりして受験生を待ちます。

 

開場〜

受験生が教室に入ってきます。

誘導するように指示されている場合は、所定の位置について受験生を会場や教室に誘導します。

小・中学生は検定や模試に慣れてない子もいます。教室がわからないけど、話しかける勇気もなくひとりで困っていたりします。見かけたら声をかけて、一緒に受験票などを見ながら教室を確認してあげましょう。

そういう子はたいてい同じ場所をうろうろしたり、その場から動かなかったりするので割とすぐ見つけられます。慣れない場所で不安でいっぱいな小・中学生をあなたが救うのです!!

時間が近づいたら、自分の担当教室に戻ります。

受験票と身分証明書を用いて本人確認をする場合もあります。

 

試験開始〜

注意事項などを口頭で伝え、問題冊子や回答用紙を配り、開始時間を待ちます。

時間になったら試験を始めさせます。

ここまでは会場の規模や仕事の量にもよりますが、思ったより忙しい場合があります。

しかし、試験が始まるとやることがほとんどなくなります。模試とか何科目も試験をする場合は、回収した解答用紙の整理をしたりしますが、基本は教室内を適度に巡回し、試験が滞りなく進行するように受験生を見守ります。

また、試験中(特にリスニング中)は音をたてないように気をつけなければいけません。

ガシャンガシャン音をたてようものなら、試験の邪魔になります。こんなの試験監督じゃねぇ……!!

なので、試験中はとにかく音をたてないように一挙手一投足に注意を払います(大袈裟)。

かと言って存在感がなさすぎるのも問題なので、教室内巡回はしっかり行います。

 

試験終了〜

試験が終わったら解答用紙を回収し、枚数をしっかり確認した後、受験生を退室させます。

その後は掲示物や座席シールを剥がしたりと、使用した教室を元の状態に戻します。

最後に軽くミーティングをしたら、勤務終了です! お疲れ様でした!

 

で、結局楽なの?

私は試験監督アルバイトは、飲食店などに比べたら圧倒的に楽だと思っています。

その最大の理由として、拘束時間に対して仕事量が多くないことが挙げられます。

飲食店アルバイトは来客の波はあるでしょうが、勤務中は常に仕事があります。

私が半年間勤務していた飲食店では客足が絶えず、備品の補充などの作業が満足にできないほどでした。

勤務中は立ちっぱなしの動きっぱなし、さらに大声も出しているのに、水分補給も許されない状況でした。

それに比べたら、受験生を誘導して、解答用紙を配布・回収して、試験の進行を見守る試験監督はかなり楽なほうだと思います。

でも、会場内の秩序の維持や解答用紙の取り扱いはかなり慎重に行わなければならないので、ウェーイ! って感じでバイトしたい人には向きません。

 特に解答用紙は1枚でもなくなると大騒ぎになるので、軽い気持ちでやっていると大目玉を食らうでしょう。解答用紙は2回確認しようね!!
静かな環境で、人との接触もとりあえずこなせ、責任感をもってバイトに臨める人なら問題ないでしょう。
 

メリット

1 比較的楽

いったん試験さえ始まってしまえば、不測の事態(カンニングや体調不良などのトラブル)でも発生しない限りは受験生を見守るのがお仕事です。

というか、それ以外あまりありません。職場によっては、巡回時以外はイスに座っていてもいい場合もあります。

そのため、体力に自信のない方にもオススメのアルバイトです。

 

2 仕事量<給料

 私は最大にして最強のメリットだと思っています。

飲食店の接客バイト、特に繁忙店だと客足の波はあるものの、基本常に忙しいし動きっぱなしです。

それに比べて試験監督は、試験さえ始まってしまえば仕事量はいっきに減ります。その名の通り、試験を監督するのがお仕事なので接客のような慌ただしさはありません。

同じ時間働いて同じ金額をもらうのなら、試験監督アルバイトのほうが楽です。

デメリット

1 何もしない時間が多い

楽ということは、裏返せばやることが少なくてヒマということにもなります。

試験が始まって不審な動きをする受験生もおらず、教室内の巡回も今さっきしたからしばらくは行けない……。

試験監督である以上、いくらヒマだからといって試験中にスマホをいじったり、読書をしたり、居眠りしたりすることは許されません。

あなたは何もできない時間を耐えることができますか?

 

2 大勢の前で話す必要がある

模試や検定を受けた事がある人なら、試験監督が試験の前に注意事項などを説明しているところを見たことがあるでしょう。

会場や教室の規模にもよりますが、多いときには100人以上の前で話さなければません。そのうえ、一番後ろの席にいる受験生にもしっかり聞こえるようにしなければいけないので、多少の度胸が必要です。

でも、持ち込んだマニュアルに沿って話すことができれば問題ないので、とりあえず人前に出て話すことができる人なら大丈夫ですよ!

 

試験監督アルバイトに必要なもの

メモ帳・筆記用具

どのアルバイトでも必須です。
突然の業務の変更やトラブル時にメモをとっておくと、その後の進行がスムーズになります。
あと、試験監督バイトではちょっとしたヒマつぶしに役立つかも……?
ペンはシャーペンより、ボールペンがオススメです。
 

腕時計

時間厳守の試験監督バイトは、常に時計とお友達です。
担当教室内に時計がない場合や社員さんの指示された場合は、試験監督本人の時計に従って試験を進行します。
そのため、秒単位で時間がわかる秒針と目盛り付きの腕時計は必須です。
前日や当日に時計がズレていないかも確認しておくとカンペキです!
 

スーツ

男女ともに必須です。
派手なものでなければ、入学式かなにかで着たもので大丈夫です。
 

音の鳴らない靴

男性は革靴でも大丈夫かもしれませんが、女性のパンプスはあまり好ましくありません。
歩いたときにコツコツと音が鳴ると、試験の邪魔になります。
試験監督なのに試験の妨げになってしまっては、目も当てられません。
なので、試験監督バイトの時はヒールのない靴や音の鳴りにくい靴を履くようにしましょう。
バイト先によっては運動靴やスニーカーの着用を許可している場合もあるので、その場合は手持ちのスニーカー(あまり派手でない)で対処しましょう!
 

指サック

解答用紙の枚数を数えるときに大活躍します。
30枚ぐらいまでならなくてもなんとかなりますが、それ以上の数を速く、正確に数えるとなるとあったほうが便利です。
大量の紙をシュババババって数える快感が味わえます。ちょっとだけ楽しい。
 

絆創膏

仕事柄大量の紙を扱うので、ある時突然指をスパっと切ってしまうこともあります。
血で解答用紙を汚さないためにも、お守り程度に1、2枚ポケットに忍ばせておくと安心です。
 

試験監督、やってみない?

ざっと書いてみましたが、試験監督バイトについておわかり頂けたでしょうか?
余裕があれば、試験監督バイトのコツについても書いてみたいと思います。
興味をもった方はぜひ挑戦してみてください!

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