乗り物酔いがひどい私が考える乗り物酔いの苦労9選

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こんばんは、小松菜です。

実は私、根っからの乗り物酔い人間でして、幼い頃は電車もバスもたった乗車5分で顔が真っ白になっていました。

口癖は「歩いて帰ろう」でした。よろしくお願いいたします。

そんな私も高校からの電車通学等で鍛えられ、現在は昔に比べたら大分酔わなくなりましたが、体調や運転の荒さなどの条件によっては今でも気持ち悪くなることもあります。

遠足とか修学旅行でクラスに1人ぐらいは乗り物に弱い子がいたと思うんですけど、本人のつらさは見た目以上です

そんな乗り物酔いの人にはわかるであろう、あるあるを9個考えたので笑いながら読んでいただけたら嬉しいです。

注※記事の特性上、どうしても汚い表現がありますのでお食事中の方や苦手な方は閲覧をやめることをおすすめします。



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【苦労1】 臭いで酔う

乗り物に酔うのは乗り物が動いているから、なんて言うのはド素人です。

ガチの乗り物酔いの民はにおいだけでも充分酔います

バスやタクシーの独特な臭い、芳香剤や香水の強い臭い、食べ物の臭いなどなど。嗅ぐだけで即アウトです。

いつぞやのファブリーズのCMで、子どもが「絶対酔う! 絶対酔う!」と叫んでいるものがありましたが、まさにあれです。

あのCMを初めて見たときは、自分のことを代弁してくれているようでとても嬉しかったのを覚えています

そんなこんなで、酷いときは乗った瞬間から勝負は決まったようなものです。

もう1分も耐えられない



【苦労2】発車メロディで酔う

これはひょっとしたら私だけなのかもしれませんが、電車の発車メロディを聞くだけで気持ち悪くなります

幼い頃に遠出するときに必ず乗っていた電車には発車メロディがあって、それを聞くと気持ち悪くなった記憶がよみがえり、乗る前から酔ってしまっていました。

メロディを聞くだけで酔う、パブロフの犬もびっくりの条件付けです。

おろろろろろ



【苦労3】下を見れない

下を向いてしまうと高確率で気持ち悪くなってしまうので、下を見ることができません

なので、本も読めないしおちおちスマホもいじっていられません。

断崖絶壁に立たされているわけではありませんが、下を向いたら我々には死が待っています。

万が一物を落としてしまって、見えないところに行ってしまったらもう大変!

決死の救出作業か乗り物が止まるまで待つかの究極の2択を突きつけられます。

ときどき転がっていった荷物を近くの人が取ってくれたりするのですが、あなたは神か何かでしょうか?

必要なものはすぐ手に取れる場所にスタンバイ!



【苦労4】駐車時のバックは追い打ち

もうね、これはいけませんよ。

我々乗り物酔いの民は、進行方向を向いてないと気持ち悪くなってしまう習性を持っているのです

道がどのようになっていて、曲がる方向やタイミングなどがわからずに振り回されると酔ってしまいます。

なのでこれは長時間のバス移動を顔面蒼白で堪え忍んだところに刺されるとどめです。

目的地が近くなって喜んだのも束の間、急転直下の地獄でございます。

何度も方向を変えてのバックと度重なるブレーキでぐわんぐわん揺さぶられて、限界突破です。

一体何度、駐車する前に降ろしてくれと願ったことでしょうか……。

もはやここまで……!



【苦労5】 画面を見てるだけで酔う

ちょっと番外編っぽい感じがしますが、酷い人だと乗り物に乗っていなくても画面を見ているだけで酔うことがあります

実際に私がそうです。

中学生のときに、部活の顧問の先生が客観的に見られるようにとビデオカメラで動画を撮ってくれたのですが、まあ手ブレの酷いことよ。

常に数㎝間隔で画面が上下に動いていて、数分見ていただけで頭痛と吐き気を催しました。先生、ごめんなさい……。

手ブレの酷い動画など画面が揺れたり、すごいスピードでカメラの向きがギュインギュイン変わったりするような動きの激しい動画を見ていると気持ち悪くなってしまいます。

乗り物に乗っていないのに……。

とんでもないところに敵がいたもんだ……。



【苦労6】修学旅行や遠足は苦痛

乗り物での長時間移動がつきものの修学旅行や遠足は、乗り物酔いの民にとっては苦痛でしかありません

しおりを配られてまず真っ先に確認するのが、予定のページの乗り物での移動時間でした。このページを見ては、「この時間なら耐えられるかな」とか「3時間とかもう無理」とか一喜一憂していました。

乗り物の席決めは、なんとしてでも前方の席やタイヤの真上以外の席など酔いにくい席を取ろうと必死でした。

先生によっては乗り物酔いの民を先に前のほうの席に決めてくれる優しい先生もいましたが、酷い先生だと班ごとにまとめて座らそうとしてきたのでぞっとしました。


お前、絶対乗り物で酔ったことないだろ。ふざけんな。酔った私の面倒見るのお前だかんな。

当日は友人の隣の席にいても早々に戦線離脱して、先生の横の座席に座らされるのが常でした。

移動時間以外は楽しかったけど、移動時間は本当につらかったです。

日光のいろは坂とか本当によく耐えたと思います。

素直に楽しかったと言えない思い出。



【苦労7】 もはや酔い止めも効かない

ここまで来ると、もう乗り物酔いのプロを名乗れそうな感じですよね。

乗り物酔いを軽減する薬を飲んでも気持ち悪くなります。

酔い止め薬を飲む→乗り物に乗る→気持ち悪くなるの悪循環が繰り返されるため、酔い止め薬を飲む段階で軽く酔います。

頼みの綱は切られました。悟りを開いて乗車するしかありません。

飲んでも飲まなくても結果は一緒!



【苦労8】食事のコントロールが面倒くさい

字面のダイエット感がすごいですが、れっきとした乗り物酔い対策のひとつです。

空腹時と満腹時は酔いやすくなるので、避けるために食事の量をに気を遣ったりすぐに食べられるお菓子などを持ち歩いたりして対策します。

私はアメやミントタブレットを常に持ち歩いて、乗車時に食べられるようにしています。

他にも柑橘類など避けたほうがいい食べ物もあるので、できるだけ食べなくてすむように注文するメニューに気を遣うこともあります。

乗り物酔いにならないのが1番ですが、これの何がつらいって美味しい物をおなかいっぱい食べられないことなんですよね。

乗り物酔いさえなければ、食事も楽しめたのに!



【苦労9】酔わない人のアドバイスにムカつく

「酔うと思うから酔うんだよ」

「乗り物酔いなの? 寝ればいいのに」

乗り物酔いの民なら、上記のような有り難いお言葉を酔い知らずの民から聞いたことがあるでしょう。

きっと自分の経験から、酔わないようにアドバイスをくれたのだと思います。

でも私たち乗り物酔いの民には、そんなアドバイスは無効なのです。それができていたら、酔っていないですからね。

酔うと思うから酔う、全くもってその通りだと思います。病は気からと言う言葉もありますし、精神状態が身体に及ぼす影響は少なからずあると思います。

私だってね、好きで酔う酔うもうだめ気持ち悪くなってきたなんて思ってるんじゃないんですよ。絶対酔わない、私最強! って思いたいですよ。

でも、乗り物に乗って酔わなかった試しがない、あるいは酔った記憶が強烈すぎてで「酔わない」だなんて思えないんですよ。

寝たら酔わない、それも本当だと思います。私だって、乗り物に乗ったらすぐに寝て到着後に起こされたいですよ。

でも、乗り物に酔うかもしれないという不安と緊張で目と頭が冴えまくって寝られないんですよ。

いつも色々お気遣いありがとうございます。本当におっしゃるとおりだと思います。

でもね、それができてたら今頃こんな苦労してないんだよ!! あーーー!!



なんとか生き延びよう

こんなに汚い内容の記事にお付き合いくださって、本当にありがとうございます。

今となっては笑い話ですが、当時は本当に症状が酷くて家族や友人などたくさんの人に迷惑をかけてしまいました。

おかげさまでなんとかやれています。

乗り物酔いは程度の差はあれど、楽しい思い出を邪魔する凶悪な存在だと思います。

完全になくすことは難しいけれど、上手く付き合って強く生きていきましょうね。

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