どっちがいいの? 長期アルバイトと短期アルバイトの両方経験した私が感じたメリット・デメリット

人生の夏休みともいわれる大学生活。ありあまる時間と若さ。だが金は足りない。

大学生活を充実させるためにアルバイトをする方が多いのではないでしょうか。

実際に大学の友人としゃべると常に誰かしらバイトがーバイトがーと言っていました。

街ですれ違う大学生の話に耳を傾けるとバイト先の店長がーとかシフトがーという話も聞こえてきます。

もちろん私もその一人で大学に入学してから1年半、長期でファストフード店(半年でやめた)と大学内の講義サポート、短期で本屋の販売・納品と派遣、試験監督のアルバイトを経験しました。バイトかけ持ちマンです。

さて、いざやってみよう!とタウンワークバイトルなどでアルバイトを探してみると絞り込み検索で長期・短期の項目があったり、長期歓迎の文字があったりとよく見かけます。というか絶対見ます。

なんとなく言葉の意味はわかるけど、どっちが自分にむいているのかなんてわからないしできれば楽して情報を得たい!

実際にやった人から話を聞いてみたいけど、周りには長期or短期バイトの片方しかやったことがない人しかいない!

そんなあなたに実際にどっちもやってみた私が感じたメリット・デメリットを教えます!

 

カフェで働く男性のイラスト

 

 

まずは王道!長期アルバイト

メリット

1 安定してお金が稼げる

2 バイト先の人と関係を築きやすい

3 予定が立てやすい

 

 だいたいこんな感じでしょうか。

1に関しては短期アルバイトのみをしたことがある人にしかわからないのですが、本当に安定してお金が入ってくるのってそれだけで素晴らしいです

 

たとえば、時給950円のアルバイトを週3日5時間しているとしましょう。

そうすると、1ヶ月(4週間とする)に57000円稼げる計算になります。

ジャンプコミックスなら131冊買える金額ですね。1年間で684000円です。

シフト調整などもあるのでここまでうまくいくとは限りませんが、計画的に稼ぎやすいです。夏休みや春休みに多めにシフトを入れればもっと稼げます。

 

2も同じ職場で働くので続けるほど周りになじんでいきます。

とくに自分にあった職場だと最高ですね。そんな職場に出会えたら幸せです!

アルバイト先で仲のいい友達、先輩がほしい!ってかたは長期アルバイトをおすすめします。

 

あとシフトであらかじめ働く日がわかっているので予定が立てやすいです

この日はバイト、翌日はなし、みたいな感じで予定の把握もしやすいです。

シフトが固定制でなくても、なんとなく講義やサークルなどの関係で入る曜日や時間はだいたい似た感じになってくると思うので、予定の予測が可能になります

 

デメリット

1 人間関係が煩わしい

2 まとまった休みがとりづらい

3 飽きてくる

 

 さきほどメリットで人間関係を築きやすいと書きましたが、これは成功例です。

アルバイトを始めて仕事に慣れてきた頃に、職場の人となんかあわないと感じたらそこからは地獄です。

あまりにも辛くなってくると本当にやめたくなります(経験済み)

 

シフトを組んで計画的に働ける反面、単に休みたいから1ヶ月休もう! というのは難しいでしょう。

しかし、アルバイト先によっては学生にテスト休みをくれるところもあるので、気になる方は面接の時に聞いておきましょう

 

長期アルバイトはいったん仕事に慣れてしまえば楽な反面、毎回同じことを繰り返すので飽き性な人には辛いです

いつもと同じ仕事、代わり映えのない日々……想像してぞっとしたあなたには長期はオススメしません。

 

 ダークホース!短期アルバイト

メリット

1 比較的自由に働ける

2 人間関係が煩わしくない

3 様々な職種・職場を体験できる

 

短期アルバイトはとにかく自由です

長期アルバイトと違って、1日~数ヶ月と働く期間があらかじめ決まっています

なので、最近暇だから1日だけバイトしよう!とか、先月頑張っちゃったから今月はバイトしないでゆっくりしよう! といった柔軟な計画も可能です。

 

また、長期間同じ職場で働くわけではないので、たとえ職場に嫌な人がいたとしても、どうせこの期間だけだからと割り切って働くことができます

本当に嫌だったら次からはその職場を選ばなければいいだけです。

 

様々なアルバイトを体験できるのも短期アルバイトの利点です

イベントスタッフに試験監督、ティッシュ配りに引っ越しスタッフなどなど。

たくさん経験してお気に入りの短期アルバイトを見つけるのも面白いですよ。

 

デメリット

1 収入が安定しない

2 人間関係が築きづらい

3 予定が立てづらい

 

長期アルバイトに比べ、収入は本当に安定しません

働いた月は収入があるけど、働かなかった月は収入はゼロ。

働こうと思っても希望した仕事の枠がすでに埋まっていて思うように働けず、予定より稼げないこともあります

 

主に期間限定で働く短期アルバイトは長期間同じ職場で特定の人と働くことができないので、濃い人間関係は築きづらいです。

アルバイト先で友達を作って充実した学生生活を送りたい方には向いてないと思います。

あと、短期アルバイトは種類によってはシフトがありますが、長期アルバイトより予定が立てづらいと思います

経験上、派遣アルバイトでは派遣先がこの日のこの時間に働ける人がほしい! とあらかじめシフトを指定し、さらには5日以上働ける人のみ募集! といった案件も少なくありません。

なので、夏休みとかにしっかり稼ごうと思うと、遊びの予定を立てるより先に派遣会社と相談して仕事をもらわなければいけません。

 

自分に合ったアルバイトを

両方体験してわかったことは、長期アルバイトにない良さが短期アルバイトにあり、短期アルバイトにない良さが長期アルバイトにあるということでした。

 

あまりこだわりがない方は、確実に稼げる長期アルバイトから始めてみるといいと思います

 お金より時間がほしい方、スケジュール的に週に何日もアルバイトできそうにない方は短期アルバイトのほうが気楽にできると思います。

私はお金より時間! お金はお小遣い程度に稼げればいいやというスタンスだったので、短期アルバイトが多めでした。

 

自分の生活スタイルにあったアルバイトを選べば、より充実した学生生活が送れます

せっかくの学生生活ですもん、10年後に思い出すのが「バイトがつらかった」では悲しすぎます。

 

自分にあったアルバイトで学生生活をもっと楽しくしましょう!

 

意外と簡単? 経験者が教える! 登録制アルバイトの流れ【登録から実際の仕事まで徹底解説】

こんばんは、小松菜です。

みなさん、登録制アルバイトはご存じですか?

長期アルバイトと違って、空いた時間で働いてお金を稼ぐことができるちょっと変わった形態のアルバイトです。

仕事によっては1日からでも働けるので、あとちょっとお金がほしいときに重宝します。

また倉庫や工場での軽作業、コンサートのイベントスタッフ、販売、試験監督などさまざまな職種があるので、自分に合ったものや興味のあるものにも挑戦できます。

では、登録制アルバイトは一体どうしたらできるのか? 登録したあとは、どのように働くのか?

実際に登録制アルバイトで働いたことがある私が、実際の流れを紹介したいと思います。

※あくまで一個人の経験に基づくものです。まったくちがう場合もありますので、参考程度に読んでいただけたら幸いです。

カフェで働く女性





まずは登録

登録制アルバイトの名前どおり、最初に会社にスタッフとして登録します。

私は販売系と試験監督系の2社に登録をしていますが、どちらも会社の登録会に参加して登録しました。

はじめはアルバイトの面接をイメージしていましたが、実際には説明を聞いて書類を書くぐらいだったので思っていたよりも簡単でした

清潔感のある見た目で、問題なく会話ができれば落とされることはないと思います。



働いてみよう! ―準備編―

登録が完了すると、仕事の情報が入ってきて応募ができるようになります。

次は応募について紹介します。



やりたい仕事を選んで応募

メールなどで入ってきた仕事情報の中から、応募したい仕事を選びます。

さっそく応募! といきたいところですが、応募する前に必ず確認したほうがいいことが2つほどあります

勤務地と電車代の支給の有無、その金額です

条件のいい仕事だ! と思っても、勤務地を調べたら電車で片道2時間といっためちゃくちゃ遠い場所の場合もあります

1日だけならまだしも、数日以上の勤務となれば大きな時間の損失です

興味のある仕事は、応募する前に勤務地と電車のルートを必ず確認しましょう

また、電車などの交通機関を利用することが多いので、電車代の支給についても確認は必須です

電車代が支給されない場合や支給額が実際の電車代より安い場合は、自己負担になります

せっかく働いて稼いでも、電車代で1000~2000円も引かれてしまったら元も子もありません。

この2点に気をつけて、あらかじめ自分で通勤時間や電車代の負担の許容範囲を決めておくといいでしょう。

通勤時間や電車代の問題もなく、やりたい仕事が決まったらメールやサイトの応募フォームを利用して応募をします。

仕事についてわからないことや質問したいことがあったら、問い合わせて確認しておきましょう。



当日までの準備

勤務が決まったら、当日に焦らないですむように準備をします。

会社や勤務先から持ち物が指定された場合は、忘れないように必ず用意します

もし、足りないものがあったら前日までに買うなどして手に入れておきましょう。

慣れない場所へ行く場合は、当日の通勤ルート、時間の確認も必須です。

特に遅延が発生しやすい路線や乗り換えが難しい駅を利用する場合は、先に調べておくことをおすすめします



働いてみよう! ―当日編―

準備、お疲れさまです!

勤務当日の流れを紹介します。



いざ出勤

当日は遅刻と忘れ物をしないように出勤します。

特にトラブルがなければ、前日までに調べておいた通勤ルートを使いましょう。

万が一、乗っている電車が遅延したり止ってしまったりして遅刻しそうな場合や勤務先に着いたけど入り口がわからなくて入れない場合は、すみやかに会社や勤務先の担当者に連絡しましょう



働こう!

勤務先に着いたら、担当者にあいさつをします。

勤務先が登録した会社の場合は、

「おはようございます。(自分の名前)です。本日はよろしくお願いいたします。」

登録した会社から派遣された勤務先の場合は、

「(登録した会社名)のスタッフの(自分の名前)です。本日はよろしくお願いいたします。」

のようなあいさつが無難かと思います。

あとは指示に従って準備をして、勤務開始です。

トラブルを防ぐためにも、わからないことや困ったことがあったら早めに相談するようにしましょう



勤務終了

みなさん、お疲れさまでした。

勤務が終了したら、借りたものは返却し忘れものがないか確認して帰りましょう。

タイムシートなどを利用している会社は、必ず担当者のハンコやサインをもらってから帰ってくださいね



まとめ

以上、登録制アルバイトの流れでした。

基本的には、応募→勤務の流れを繰り返すだけなのでそこまで難しく考える必要はないと思います

1日からでも働けるので、忙しくて長期アルバイトが難しい方や長期アルバイトをやっていても思うようにシフトに入れない方にもおすすめです。

心理学部卒業生が教える! 心理学部のよかったところ・大変だったところ

心理学部に通って早4年、入学した当初はわからないことだらけでしたが、心理学に大分毒されたなと感じる今日この頃です。

4年間本当にあっという間でした。

そこで、今回の記事では心理学部に通った人にしかわからない楽しいところと大変なところについて書いていきたいと思います。

心理学部に興味のある人や他学部の事情を知りたい人に読んでいただければ嬉しいです。

※注※あくまでも一個人の体験に基づいたものです。ご了承ください。

大学の建物





よかったところ

まず始めに、よかったところから紹介します!



役立つ知識・面白い知識が身につく

心理学の知識は普段の生活の中で役に立ちます。

人に関する知識がほとんどなので、授業を聞いているだけでも「あー、これそういうことだったのか」ってなることが多く、面白かったです。

他にもストレス対処の知識もついたので、入学前よりは嫌なことも上手く受け流せるようになったように思います。



人の話を聞くコツがわかった

私は心理学部の中でも臨床心理学を専攻していたので、カウンセリングの実習もやりました。

カウンセリングでの人の話の聞き方は、普段の会話とは全然違うので最初はちんぷんかんぷんでしたが、人の話を聞くコツが学べたのは大きいと思います。



大変だったところ

楽しかった4年間ですが、とても楽だったとは言い切れません。

ここからは、大変だったところについて紹介します。



数字がつきまとうところ

心理学部は文系に分類されますが、実験や調査のデータを統計処理するため、数字から離れられません。

高校までの勉強で理系科目に苦しんできた人(私含め)にとっては、絶望の事実です。

統計処理自体はソフトを使うため、手順と結果の読み取り方さえわかれば理系科目が苦手でも充分なんとかなります

理系科目が苦手でパソコンも苦手な人は苦労する可能性があるので注意です。



実習が多かったところ

他の大学のカリキュラムは一切知りませんが、私の通っていた大学は1年生の後期~3年生の後期の間は必ず実習が1、2つありました。

実習は座学より講義時間が長く課題も頻繁に出る上に、単位が座学よりも少なかったんです。

実習自体は心理検査や実験を実際にやったりしてとても楽しかったのですが、検査や実験からのレポート課題の繰り返しが地味にきつかったのを覚えています。



研究対象が人であるところ

心理学はよほど特殊な分野でない限り、研究対象は人でした。

そのため、調査や実験を行うときには協力してくれる人(以下、参加者と表記)を募集します。

あらかじめ教授にお願いをして講義時間内に調査を行うときは、割とデータが集めやすいのですが、実験室に来てもらう調査や実験は参加者集めに苦労することがあります。

空き時間を頂戴しての実験なので、予定があったり面倒くさかったりと様々な理由があってしかたのないことではあるんですけれども……。

それでも調査する側の人間としては、人が集まらないと話にならないので焦ります。

他にも、いくらたくさんデータをとっても、質問紙(いわゆるアンケート)に記入漏れがあって除外しなければいけないデータも出てきてしまうことも多々あります。

私たち人だからね! しょうがないよね!!



大変だけど、面白い!

以上、私が考える心理学部のよかったところ・大変だったところでした。

ほんの少し理系っぽかったり、課題が多かったりして大変なところもありましたが、楽しいし、生涯にわたって役立つ知識やスキルが学べる学部だと思います。

もし、あなたがこれから大学で心理学を学ぶのであれば、大変なこともあるけれど楽しく乗り切ってほしいと思います。

卒業生が語る! 心理学部生のビフォーアフター

大学入学前に心理学についてほんのちょっとしかわからなかった私も、4年間しっかり勉強して無事に卒業しました。

人間、時が経てば変わるもので入学時と現在では心理学に対する考え方もすっかり変わりました。

今回は心理学部卒業生の私が入学前と比べてどのように変わったのかについて書いていきます!

中二病っぽい女子学生のイラスト]

心理テストに興味がなくなった

まずこれです。

よくテレビやネットで見るような心理テストに全く食いつかなくなりました。現在は見かけてもほとんどスルーします。興味がなくなったというよりは、純粋に楽しめなくなったというほうが近いかもしれません

私も小学生~高校生までは心理テストが大好きで見る度にやっていました。友達と一緒にやると盛り上がるので、心理テストの本も持っていました。

でも大学入学直後の講義で、教授がこう言いました。

「あなたたちがこれから勉強するのは楽しい4択の心理テストのようなポップな心理学ではありません。学問としての心理学です。」

この言葉通り、学問として4年間心理学を学びました。

様々な分野の心理学の講義や実験、臨床系の実習はもちろんですが、心理検査についての講義や実習も受けました

心理検査の中には精神疾患の診断に役立つものもあり、どれも苦労の末に作られています。

なので、ある程度以上の信頼性や妥当性があることがわかっています

テレビやネットで見る心理テストはその辺の情報がわからないので、

「何を根拠にその選択肢にしたの?」

「信頼性と妥当性はどうなってんだ?」

と気になるようになってしまい、楽しめなくなりました! 心理検査とは全く違うものだとはわかっているんだけど、気になるものは気になります。悲しい!

数字にハラハラするようになった

一応、文系に分類される心理学科ですが、実験や調査の結果を統計処理するため数字を扱います

理数系が苦手な人(私含め)は数字が出てくると聞いた時点で少しヒヤヒヤすると思いますが、こんなの序の口です。

私たちは実験や調査を行うからには何かしら想定している結果がほしいわけで、全く結果が出なかったり、想定と真逆の結果が出たりするとそれなりに落ち込みます。特に時間が限られている実習内での自主的な実験や調査では顕著です

何十人もの人に協力してもらって実験・調査をし、データを打ち込み、統計処理をするのですが、この結果が出る瞬間が1番ドキドキします

統計処理によって、実験・調査の対象となる現象や心理状態が偶然起きたものではないこと(これを有意と言います)をレポートに記述したいので、有意差が出てほしいのです! 切実に!

なので、心理学部生が

「有意差が出なかった……」

と落ち込んでいたら、あまりいい結果が出なかったんだなと察してあげてください。

文系なのに、ここまで数字にハラハラするなんて思いもしませんでした。

アンケートに真面目に答えるようになった

元々、アンケートは真面目に答えるようにしていたのですが、入学後はより真面目に答えるようになりました。

というのも、心理学部生はゼミや卒論の研究によっては質問紙調査を行う場合も少なくないからです

心理学部生は入学直後から、上級生の実験や調査に協力することになります。

そのなかでも、手軽に大人数のデータをとれる質問紙調査は頻繁に参加する機会があります。

参加者(回答する側の人)は配られた質問紙の内容に従って当てはまるものを選択するだけのことが多いので、簡単で比較的負担の軽いものです。

が、調査対象は人間なので適当に回答されてしまったり、嘘をつかれてしまうこともあります

その場合はわかった段階や統計処理をした段階で対処できる場合は、なんとかします。でも、手間がかかるので楽ではありません。

こんな感じで質問紙調査の大変さや弱点をわかっているので、できるだけ素直に回答するようにしています。

客観的に自分を見られるようになった

入学前より自分の特徴や行動について客観的にとらえられるようになりました。

心理学部の講義や実習の中には、心理検査を扱うものもあります。

心理検査の実習では、実際に自分たちで検査を行い採点します。

特に、性格検査や知能検査ではもろに自分の特徴を知ることになります。自分の良いところや強みはもちろん、悪いところや弱点も自分の手で暴くことになります

私は検査の実習は毎回楽しみにしていましたが、結果を出す度に毎回少し落ち込んでいました(笑)

検査結果が全てではありませんが、自分でもわかっていた短所を改めて見せられるとそれなりにダメージを受けます。

でも、検査の結果から自分の特徴や能力について客観的に理解することができました。

なので、今では自分の特徴をふまえてその場にふさわしい行動を考えられるようになりました。

入学前後でだいぶ変わった

改めて、入学前と比べると本当に変わったな~と思います。劇的ってほどではないですけどね。

ちょっと大変なこともあるけど(主に実習とゼミ)、心理学部は楽しいです。

以上、いち心理学部生のビフォーアフターでした!

飲食店アルバイトを半年で辞めた話

大学生といえばアルバイト。サークルに飲み会に趣味、何かとお金のかかる大学生にとってはもはや必須と言っても過言ではないでしょう。

猫も杓子もバイトバイト。とりあえず、アルバイトの話題を振れば会話も弾む弾む。

そんな私もアルバイトで少額ではあるものの、お小遣いを稼いでいます。

大学3年生の現在は短期アルバイトのかけ持ちをしていますが、1年生の夏~冬頃は飲食店で長期アルバイトをしていました。継続期間はたったの半年! なぜ1年もしないうちに辞めたのかについて書いていこうと思います。
疲れた女性店員のイラスト

初めてのアルバイト

大学1年生のゴールデンウィーク明け、五月病で多少憂鬱ではあるものの、友達もできたし大学の講義にも少しずつ慣れて楽しくなってきた頃。

「そろそろバイト始めてもいいのでは?」

と思い、かねてから考えていたアルバイトに応募をしてみることにしました。

初めてのアルバイトだったのでとても緊張していましたが、店長との面接では受け答えがしっかりしていることと笑顔を褒めてもらえ、あっさり採用になりました。

私はアルバイトよりも大学の勉強や音楽を優先させたかったので、それらに支障の出にくいように短時間かつ少ないシフトで働かせてもらえることとテスト休みを認めてくれていることもあって、そこに決めました。

お店の名前を言うと身バレしそうなので詳しくは書けませんが、私の元バイト先は日本全国に店舗があって誰でも知っている某ファストフード店です。

正確にはファストフードではない気がしますが、どう考えてもファミレス系ではないし、お持ち帰りとイートインの両方が前提だったのでそういうことにしておきます。そのほうが想像してもらいやすそうですし!

違和感

それから時は経ち、大学の期末考査を無事に終え夏休みになりました。バイトを始めて2ヶ月がすぎました。

失敗もしてきましたが、それらしい接客もできるようになりこれからは楽しくなるだろうと思っていました。

が、全く楽しくないしむしろ辛くなってきました

  • 2ヶ月も経ったのにいまだに緊張がほぐれない。むしろ悪化して冷や汗をかきながら接客をしている。
  • バイトがある前日から気分が重く、何も手につかなくなる。胸が苦しくなる。
  • バイトのLINEがくると、家でリラックスしていてもドキッとして冷や汗が出る。

今思えば、だいぶやばいですね。もし友達がこんなことを言ってきたら「悪いことは言わないから、辞めることを視野に入れたほうがいい」と伝えます。

でも、当時の私はこれが当たり前でどこもこんなもんだと思っていました。辞めるほどのことではないんだと自分に言い聞かせていました。

長時間勤務(※休憩・水分補給一切なし)

とうとう社員さんに「もっと入れないの?」と丸め込まれ、シフトの時間が増えました。

初めての6時間超え勤務。6時間を超えると休憩が入ると聞いていたので、初めての休憩に少しワクワクしながらバイト先に向かいました。

タイムカードを押していつも通り接客を始めました。もともと水分補給もとれないほど忙しい店舗でしたが、いつにもまして忙しく休憩に入れそうな雰囲気ではありません。

シフト表には私の休憩時間は指定されてなかったので、休憩はいつ入ればよいか聞かなくてはいけません。しかし、客足は一向に途切れず常に備品の補充もままならない状態。

先輩や社員さんは休憩時間があらかじめ指定されていたため、時間になれば休憩に入っていきます。そうなると人手が減り、余計に忙しくなるので、とてもじゃないけど休憩したいなんて言えませんでした

タイムカードを押してからだいぶ時間が経ち、あと1時間ちょっとで退勤できる時間になりました。

大声で絶えず接客しているのに、ここまで一滴も飲み物を飲んでいません。のどはカラカラを通り越してもうガサガサです。

水分をまともにとれていないせいか、頭が痛くなってきました。ズキンズキンと響くような痛みで、軽い吐き気もしました。立っているのもやっとです。

しかし、いまだに途切れないお客様の列に追いつかない備品の補充。今すぐにレジから離れて頭痛薬を飲みたかったけど、他の人も手一杯で一瞬でもその場を離れようものなら社員さんから怒号が飛んできます。私は頭痛と吐き気を我慢して残り時間を耐えることにしました。

途中でふらふらして倒れそうになったり、注文が頭に入ってこなかったりしながらもなんとか接客をしました。

退勤時間になり、私と入れ替わりで入ってくる先輩がやってきました。先輩は私を見るなり、

「休憩、入ってないんでしょ? もうあがりな。」

と言ってくれました。そうとう酷い顔してたんだと思います。

その後、ふらふらしながらなんとか家に帰りました。頭痛もひどくなっていて、歩くことすら辛かったです。

「頭が痛い、吐き気もする」

と母に伝えたら、スポーツドリンクを飲まされました。どうやら脱水症状になっていたみたいでした。

症状が落ち着いてくると、なんだか悲しくなってきて泣いてしまいました。

もう辞めたい

それからただでさえ気の重かったバイトが余計に辛くなりました

社員さんからどうにもならないことで怒られたり、優しい先輩が社員さんに人格否定されるところを見たりしました。

「毎月ミーティングやってるから来てね」

と、店長に言われ1度参加しましたが、時給も出ないし移動時間も含め何時間も使うのが嫌になったので、それ以降は行きませんでした。

そんなこんなで大学1年の夏休みはずっと気が休まらず、大好きな友人とすらまともに遊べずに終わりました。

辞めようと思ったきっかけ

夏休みが明けても、相変わらずバイトに怯える日々を送っていました。

そんなある日、私にとって大事件が起きました。

なんと、ベースの練習がままならなかったせいで硬くなっていた指が軟らかくなってしまったのです。

高校1年〜バイトを始める前まではほぼ毎日練習していたので、指が軟らかくなるなんてことはありませんでした。

「私、何やってんだ……?」

と、思いました。

思えばバイトを始めたのは、使えるお金を増やすためでした。バイトに没頭するためじゃないんです

もともと優先順位も、大学&楽器>趣味(アニメ・漫画)>>>>>>バイトです。

私的には本末転倒です。

母や友人たちの後押しもあって、初めてのバイトを辞める決心をしました。11月のことでした。

辞めました

バイトに入るときに

「辞めるときは1カ月以上前に申し出ること」

と言われていたので、年明けに辞めたいと店長に伝えることにしました。

辞める理由として、ベースの練習ができなくなったからとはさすがに言えなかったので(チキン)、資格をとる勉強に専念したいから(ウソ)と言うことにしました。

いざ伝えてみると、遠回しに引きとめられました。

「俺(店長)に引きとめる権利はないから自由にしてくれ。」

「週に1時間でも出てはくれないか。店に貢献できるなんて素晴らしいことじゃないか。」

みたいなことを言われました。

が! 私はもう辞めると決めたんです。このままじゃせっかくの大学生活が冷や汗まみれです。そんなのもうごめんなんです。

なので、

「雇ってくれて感謝している。でも、どうしてもやりたいことがある。今後のためにも辞めたい。」

と伝えたら、

「小松とは価値観が違いすぎる。やめれば?」

と言われました。

最初は初心者の私に色々教えてくれたし辞めるなんて申し訳ないなと思っていましたが、最終的には店長の価値観を押しつけられたので、申し訳なさはどこかに吹き飛んでいきました。

それからは残りのバイトを黙々とこなし、最終日になりました。

最後に店を出るときも寂しさは一切感じず、もうここに来なくていいんだ! という解放感でいっぱいでした

その後

飲食店バイトを辞めた後は1ヶ月ほどバイトをせずにのんびり過ごしていました。

実は、飲食店バイトをしていた間に近所の個人経営のお店が春休みの短期アルバイトの募集をしていたのでこっそり申し込んでみたり、派遣アルバイトに登録してみたりしていました。

なので、春休みからは短期アルバイトのかけ持ちをするようになり、さらに4月からは大学内で授業サポートなどのアルバイトも始めました。その後も試験監督と巫女のアルバイトにも挑戦しました。

これらのアルバイトはどれもちゃんと休憩がありました。試験監督などの特殊な環境のバイトを除いて、接客系のバイト先はどこでも「ちゃんと水分補給をすること」と言われました。(試験監督はお昼休みのみでしたが、そもそもほとんどしゃべらないので問題なかったです。)

なので、脱水症状はあれ以降1回も起こしていません。どうやら、私がいた飲食店が異色だったようです。

あと、短期バイトだからということもあるかもしれませんが、必要以上にプレッシャーをかけられたり、人格否定されたりということもありませんでした。

個人店は店長と奥さんがすごくいい人だったし、巫女は同年代のバイト仲間たちに恵まれ和気あいあいとした雰囲気でとても働きやすかったです。

飲食店バイトの時はそもそも行くのが嫌で連勤になると落ち込んでいましたが、個人店と巫女は平気で連勤しまくってました。行くことが嫌じゃないってすごい大事なことだと思いました

短期バイトに切り替えた直後はあまり上手に稼げませんでしたが、慣れたあとは飲食店バイトをしていた頃と遜色ないぐらい、いや、それ以上の金額を稼げるようになりました。

と言っても、もともとそんなに稼いでいなかったから月2~3万円ぐらいですけどね!

辞めてよかった!

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辞める前は「辞めたら使えるお金が減るし、半年で辞めるなんて他のバイトでもやっていけないかもしれない。自分はダメなやつなんだ。」と、すごく不安でした。

でも、正直辞めて正解でした! 辞めてからは自分のスケジュールを優先することに罪悪感がなくなったし、バイトに対するストレスがなくなったのでベースの練習もできるようになりました。指ももちろん元通り硬くなりました!

飲食店バイトで培った接客スキルやその他もろもろでたいていの短期バイトはうまくこなせているので、そこで得た経験は無駄になってはいません。でも、遅かれ早かれ辞めることになっていたんだろうな、と今は思います。

どう頑張っても4年間あの店で働いている自分を想像することはできませんでした。

辞めずに続けていたら間違いなく病んでいただろうし、個人店や巫女のバイトもできませんでした。短期バイトのかけ持ちで以前より度胸もついたし、私にとってはこっちのほうが合っていたんだと思います

辞める決心をしてよかったです!

バイト、やめたっていいじゃない

人には向き不向きがあるので、自分に合うバイトもあればもちろん合わないバイトも存在します。

なのでバイトを辞める、変えるという選択肢は全然アリだと思います。

たしかに、バイトを辞めると働いていない期間はお金も入ってこないし、次に始めるバイトが自分に合うものかどうかもわかりません。不安になるのは当然です。

でも、よっぽどのことがない限りはバイト先での嫌なことはなくならないし、ストレスがたまる一方です。何も変わりません。

もちろん、店長やバイト仲間に相談することによって解決するのならばそのほうがいいだろうし、辞める必要もありません。

それでも解決しないときに、行きたくもないバイトから1番簡単に自分を守る方法は辞めることです。

辞めるまでは不安で不安で仕方ないかもしれませんが、案外辞めてみた後はどうにでもなるものです

むしろ、今まで培ってきた経験やスキルがあるので前よりもうまくやれるはずです。私は飲食店バイトを辞めた後のバイトの方がうまくやれています。

辛いけど安定した現状を維持するのか、新しい環境を求めて未知の世界へ飛び込んでいくのかを決めるのは他でもない自分です。

もし現状にうんざりしているのなら、これからの自分のために行動を起こしてみませんか?

思っていたのと違う? 卒業生が語る心理学部の真実!

この記事を読んでいるあなたは程度の差はあれど、心理学に興味をもっていることでしょう。

TVのニュース番組で臨床心理士がコメンテーターとして活躍していたり、書店に「○○心理学」みたいな本が置いてあったりと心理学は割と身近にありますね。

インターネットにも「あなたの深層心理がわかる!」みたいな心理テストとかもあって、心理学のしの字も知らない人を探す方が大変です。きっと。

きっかけは何であれ、心理学面白そう! と思ってオープンキャンパスで体験授業を受けたところ、

何か思ってたのと違う……

ってなった人、いませんか?

心を読んだり、心理テストをしたりすると思って大学で心理学を学ぶという選択をすると、かなりがっかりすることになります。

思ってたのと違うけど面白いじゃん! ってなれば楽しく勉強できるけど、そうじゃなかった時が本当に悲惨。最悪の場合、大学に行かなくなる、留年、退学のフルコンボだドン!! 精神的にはフルボッコだドン!!

そういう訳で、今回は心理学部卒業生の私が「心を読む」と「心理テスト」の2つに絞って心理学科に対する誤解を解いていきたいと思います。

号泣するひよこのイラスト

 

 

 

心理学科は心を読まない?

「へー心理学やってるんだ! じゃあ、心読めるの?

心理学を学んでいる大学生なら一度は言われたことのあるフレーズでしょう。

そんな時、私たちはたいてい

「全く読めないよ」

と返事をします。

これは読めるのを隠しているのではなく、本当に読めないからこう答えています。

これで相手がそっか~って引き下がってくれればいいのですが、しつこい人だとそんなこと言って本当は読めるんでしょ? とかほざいてくるんです。

本当に厄介です。心当たりのある方は少し反省していただきたいです。本当に!

ちなみに私の通っている大学の教授は、

「人の心を読むなんておこがましいことです。たとえ読めたとしても、そんなことをしてはいけません。」

とおっしゃっていました。

そりゃそうですよね。勝手に心を読まれたら、何勝手なことしてんだこいつってなりますもん。

では、心を読む勉強をしないのなら何を勉強しているのか。

心のメカニズムについて科学的に学んでいます。心を読むのではなく、理解しようとしています

心理学にはさまざまな分野があります。

基礎心理学応用心理学の2種類に分けられ、集団を対象に実験や調査を通して研究を行うのが基礎心理学基礎心理学で得られた結果を個人や社会に活かすのが応用心理学とされています。

 基礎心理学には生理心理学や発達心理学学習心理学社会心理学などが分類されています。

一方、応用心理学には臨床心理学や教育心理学犯罪心理学などが分類されています。

実際に講義を受けていても、基礎心理学の科目より応用心理学の科目の方が実際の事例とともに説明される印象がありました。

基礎心理学の知識があるとより理解しやすいかと思います

また、実習では調査や実験で得た結果を統計処理をして、レポートにすることもあります

カウンセリングもクライアント(患者)の話をよく聞き、共感し、問題の解決を一緒に考えたりします。心は読みません。代わりにクライアントをしっかり観察しています。

ここまで読めばもう完全にお分かりいただけたでしょう。心を読む勉強はしません。理解する勉強をするのです!

 

心理テストはしない?

正確に言えば、心理テストについては勉強します。

「1番を選んだあなたは○○タイプ!」みたいな大衆向けの心理テストではなく、先人達が研究に研究を重ねて開発した心理検査を学びます。

性格検査はもちろんですが、心の病気を発見するための検査や知能検査もあります。

これらを扱う講義を受ければ、検査を受けるところから結果を出し、解釈するところまで自分でやることになります。

なので、自分の性格や知能を検査を通して客観的に知ることができます。

私も実際に自分の性格やIQを測って、結果に一喜一憂しました。とても楽しかったです(白目)。自分を客観的に見るいい機会だったと思います。

心理検査については、仕組みなどを公表してしまうと検査そのものが機能しなくなってしまう恐れがあるので、詳しいことは書けません

なので、やってみたい! という方は、ぜひ心理学部・学科に入学して思う存分心理検査について勉強してください! 楽しいよ!!

 

心理学は面白い!

心理学部・学科で心を読んだり、心理テストをしたりするような勉強をしないことはおわかりいただけたでしょうか?

こんなに偉そうに語った私ですが、心理学に興味をもったきっかけは心理テストでした。

「何これ、答え選ぶだけで自分の性格がわかるとかおもしろっ! 大学で心理学やろ!」

ぐらいに思ってました。

その後大学で学ぶ心理学を調べていくうちに、想像していた心理学とは違うことに気づきましたが、オープンキャンパスで受けた体験講義が面白かったので改めて大学で学びたいな、と思うようになりました。

この記事を読んで、興味をもった方もがっかりした方も一度オープンキャンパスの体験講義を受けてみることをおすすめします

教授によって講義の雰囲気も全然違います。

「今日のやつ面白くなかったな……。」

と、思ったら教授との相性がよくないのかもしれません。

なので、そこであきらめずに他のオープンキャンパスに行ってみると、これだ! と思える大学に出会える場合もあります。

 興味のある分野はしっかり調べて、入学後にがっかりしないようにしましょう!

結局、心理学系の学部・学科って本当に文系なの? 心理学部卒の私が答えます!

21世紀はこころの時代と言われており、最近では心理学に興味をもつ方が増えているようですね。

実際に、テレビでも心理学者や臨床心理士が出てコメントをしているので全く見たことがない、聞いたことがないという方はほとんどいないのではないでしょうか。

かくいう私も心理学に興味を持ち、大学で心理学を専門に学んでいた人間のひとりです。

この記事を読んでいる方の中には、心理学に興味を持っている中学生や高校生、その保護者の方もいらっしゃると思います。

気になるところは他にもたくさんあるとは思いますが、今回の記事では心理学系の学部・学科が学ぶ内容は本当に文系なのかを中心に書いていきます。

理系科目が苦手な心理学部希望者のあなた! 必見ですよ!

 

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頭の上にはてなマークが浮かんでいるひよこのイラスト

 

 

 

心理学系の学部・学科はたいてい文系に分類される

基本的に心理学部は文系に分類されます。

実際に日本心理学会のサイトを見ると文学部などのキャンパスにある場合が多いです。

ほとんどの学部・学科の名前から文系のニオイがします。

じゃあ、心理学って文系じゃん!って思うじゃないですか。

もう理系科目とおさらばだ!って思うじゃないですか。

心理学は文系で、理系の知識は一切いらない。

そう思い込んでいると入学後に痛い目にあうことになります。

 

心理学には実験や調査、情報処理がある

これなんですこれ!

先ほどのサイトから気になる大学のサイトにとんで、カリキュラムや履修モデルなどを見るとわかるのですが、実験とか統計とか情報処理とかコンピュータなんちゃらとかいう科目が存在するのが確認できます。

なんでそんなことするの!文系っていったじゃん!って憤慨したくなる気持ちもよくわかります。なにせ私もがっつり文系ですので。

いきなり文系じゃない文字の羅列に困惑しているかもしれませんが、これらは心理学を学ぶには外せないんです

心理学実験の授業ではデータをとった後に統計的に処理し、その結果から考察を行いレポートを作成します

そのためにコンピュータでデータを扱う授業も設けられます。内容はExcelやその他統計ソフトの使い方といったところでしょうか。

私が通っていた大学ではSPSSという統計ソフトを使用することが多かったです。

このような授業が週に1,2コマ入る感じですね。

案外多いです。

文系の人でも本当に大丈夫なのか

不安にさせるようなことばかり書いてしまいましたが、結論からいうとそんなに問題ないです

バチバチの文系の私でも単位を1つも落とさず無事に卒業できました。

周りの友人も文系の子が多かったのですが、だいたいみんななんとかなっています。

高校の普通科では心理学の科目はないので、心理学は全員スタートラインが一緒です

全員が心理学初心者。大学の授業では基礎から丁寧に教えてくれるので、サボらずに食いついていけば間違いなく単位はとれます

 

心理学系の学部・学科は特殊な文系

実験やデータの処理以外にも生理心理学や学習心理学など、少し理系っぽい分野もありますが化学式などを扱うわけではないのでどういう内容か理解できれば乗り切れます

入学前にこのことを知っておくだけで、思ってたのと違う!というような悲しいことにならないと思います。

心理学はとても面白いです。

さまざまな分野があり、分野によって面白いポイントが違うので一言では言えませんが、私たちが人間である以上、人の心学ぶ価値は充分にあると思います。

他の記事でも心理学や学部・学科について書いていきますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

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